ハンノキ,はんのき(榛の木)

チェリー号船頭

2013年03月22日 00:27

ハンノキ,はんのき(榛の木)

あま市七宝町鯰橋「徳念寺」で



byチェリー号船頭の花日記
ハンノキ,はんのき(榛の木)は、カバノキ科ハンノキ属の落葉高木。
特徴
日本、朝鮮半島、ウスリー、満州に分布する。
日本では全国の山野の低地や湿地、沼に自生する。
樹高は15~20m、直径60cmほど。湿原のような過湿地において森林を形成する数少ない樹木。
花期は冬の12-2月頃で、葉に先だって単性花をつける。
雄花穂は黒褐色の円柱形で尾状に垂れ、雌花穂は楕円形で紅紫色を帯び雄花穂の下部につける。
花はあまり目立たない。
果実は松かさ状で10月頃熟す。
葉は有柄で長さ5~13cmの長楕円形。
縁に細鋸歯がある。
良質の木炭の材料となるために、以前にはさかんに伐採された。
材に油分が含まれ生木でもよく燃えるため、北陸地方では火葬の薪に使用された。
近年では水田耕作放棄地に繁殖する例が多く見られる。
用途
水田の畔に稲のはざ掛け用、川岸に護岸用に植栽。
治山の植栽木(荒廃地復旧対策)
材は薪炭・建築・器具・楽器用。
樹皮、果実は、古く染料にした。
最近ではそのフィトンチッド効果から消臭・抗菌などの製品が商品化される一方、鳥インフルエンザの特効薬としても注目されている
メタボリックシンドロームや糖尿病にも効果があると報告されている。
花言葉 忍耐. 剛勇. 不屈の心. 荘厳.
byチェリー号船頭の花日記

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