2014年07月05日
ムクゲ(木槿)
ムクゲ(木槿)
名古屋市中川区六田池で
byチェリー号船頭の花日記
名古屋市中川区六田池で
byチェリー号船頭の花日記
ムクゲ(木槿)はアオイ科の落葉低木。
別名:ハチス、
大韓民国の国花でもある。
庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。
原産地・特徴・栽培
インドや中国が原産で、中近東にも自生している。
日本へは奈良時代に中国から渡来し、和歌山県や山口県に野生のムクゲがあったとされる。
夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける。
薬用のほか、鑑賞用に多くの品種がある。
俳句では秋の季語である。
根が横に広がらないため、比較的狭い場所に植えることができる。
刈り込みにもよく耐え、新しい枝が次々と分岐する。
そのため、庭の垣根に利用されることもある。
自然樹形は箒を逆さにしたようになる。
栽培されているものはよく剪定されてしまうため、高さは3-4mくらいのものが多く、灌木であると誤解されるが、放置すると10m以上の樹高になり、桜の木よりすこし小さいくらいの大きさになる。
花期は7-10月。
花の大きさは10-18cmほど。
花芽はその年の春から秋にかけて伸長した枝に次々と形成される。
白居易(白楽天)の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。
八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。
名称
中国名の木槿(もくきん)を音読みし、木槿(むくげ)、木槿花(もくきんか)と呼ばれるようになった。
また、「類聚名義抄」には「木波知須(キハチス)」と記載されており、木波知須(キハチス)や、単に波知須(ハチス)とも呼ばれる。
「万葉集」では秋の七草のひとつとして登場する朝貌(あさがお)がムクゲのことを指しているという説もあるが、定かではない。
白の一重花に中心が赤い底紅種は、千利休の孫である千宗旦(せんそうたん)が好んだことから、「宗丹木槿(ソウタンムクゲ)」とも呼ばれる。
中国語では「木槿/木槿」(ムーチン)、朝鮮語では「무궁화」(無窮花; ムグンファ)という。
英語の慣用名称のrose of Sharonはヘブライ語で書かれた旧約聖書の雅歌にある「シャロンのばら」に相当する英語から取られている。
日本では夏の御茶事の生け花として飾られたり、庭木としても広く利用されている。
生薬
樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)、槿皮(チンピ)という生薬である。
抗菌作用があり胃腸薬や水虫など皮膚炎の薬に配合される。
花を乾燥したものは木槿花(もくきんか)、槿花(チンファ)という生薬である。
皮膚炎、胃腸炎、下痢止め等に用いる。
花言葉 尊敬. 柔和. 信念. デリケートな美.
byチェリー号船頭の花日記
別名:ハチス、
大韓民国の国花でもある。
庭木として広く植栽されるほか、夏の茶花としても欠かせない花である。
原産地・特徴・栽培
インドや中国が原産で、中近東にも自生している。
日本へは奈良時代に中国から渡来し、和歌山県や山口県に野生のムクゲがあったとされる。
夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつける。
薬用のほか、鑑賞用に多くの品種がある。
俳句では秋の季語である。
根が横に広がらないため、比較的狭い場所に植えることができる。
刈り込みにもよく耐え、新しい枝が次々と分岐する。
そのため、庭の垣根に利用されることもある。
自然樹形は箒を逆さにしたようになる。
栽培されているものはよく剪定されてしまうため、高さは3-4mくらいのものが多く、灌木であると誤解されるが、放置すると10m以上の樹高になり、桜の木よりすこし小さいくらいの大きさになる。
花期は7-10月。
花の大きさは10-18cmほど。
花芽はその年の春から秋にかけて伸長した枝に次々と形成される。
白居易(白楽天)の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。
八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。
名称
中国名の木槿(もくきん)を音読みし、木槿(むくげ)、木槿花(もくきんか)と呼ばれるようになった。
また、「類聚名義抄」には「木波知須(キハチス)」と記載されており、木波知須(キハチス)や、単に波知須(ハチス)とも呼ばれる。
「万葉集」では秋の七草のひとつとして登場する朝貌(あさがお)がムクゲのことを指しているという説もあるが、定かではない。
白の一重花に中心が赤い底紅種は、千利休の孫である千宗旦(せんそうたん)が好んだことから、「宗丹木槿(ソウタンムクゲ)」とも呼ばれる。
中国語では「木槿/木槿」(ムーチン)、朝鮮語では「무궁화」(無窮花; ムグンファ)という。
英語の慣用名称のrose of Sharonはヘブライ語で書かれた旧約聖書の雅歌にある「シャロンのばら」に相当する英語から取られている。
日本では夏の御茶事の生け花として飾られたり、庭木としても広く利用されている。
生薬
樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)、槿皮(チンピ)という生薬である。
抗菌作用があり胃腸薬や水虫など皮膚炎の薬に配合される。
花を乾燥したものは木槿花(もくきんか)、槿花(チンファ)という生薬である。
皮膚炎、胃腸炎、下痢止め等に用いる。
花言葉 尊敬. 柔和. 信念. デリケートな美.
byチェリー号船頭の花日記