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2016年09月24日

ヒガンバナ(彼岸花)

ヒガンバナ(彼岸花)
ヒガンバナ(彼岸花)


名古屋市中川区中郷1丁目
ヒガンバナ(彼岸花)


荒子川畔で
ヒガンバナ(彼岸花)


カメラ
ヒガンバナ(彼岸花)


ハチ byチェリー号船頭の花日記 ハチ

ヒガンバナ(彼岸花)は、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草である。
クロンキスト体系ではユリ科。
リコリス、曼珠沙華(マンジュシャゲ、またはマンジュシャカ サンスクリット語 manjusaka の音写)とも呼ばれる。
学名の種小名 radiata は「放射状」の意味。
秋の季語。
特徴
全草有毒な多年生の球根性植物。
散形花序で6枚の花弁が放射状につく。
道端などに群生し、9月中旬に赤い花をつけるが、稀に白いものもある。
その姿は独特で、夏の終わりから秋の初めにかけて、高さ30 - 50cmの枝も葉も節もない花茎が地上に突出し、その先端に苞に包まれた花序が一つだけ付く。
苞が破れると5 - 7個前後の花が顔を出す。花は短い柄があって横を向いて開き、全体としてはすべての花が輪生状に外向きに並ぶ。
花弁は長さ40mm、幅約5mmと細長く、大きく反り返る。
開花終了の後、晩秋に長さ30 - 50cmの線形の細い葉をロゼット状に出す。
葉は深緑でつやがある。
葉は冬中は姿が見られるが、翌春になると枯れてしまい、秋が近づくまで地表には何も生えてこない。
欧米では園芸品種が多く開発されている。
園芸品種には赤のほか白、黄色の花弁をもつものがある。
日本での分布
日本には北海道から琉球列島まで見られるが、自生ではなく、中国から帰化したものと考えられる。
その経緯については、稲作の伝来時に土と共に鱗茎が混入してきて広まったといわれているが、
土に穴を掘る小動物を避けるために有毒な鱗茎をあえて持ち込み、畦や土手に植えたとも考えられる。
また鱗茎は適切に用いれば薬になり、また水にさらしてアルカロイド毒を除去すれば救荒食にもなる。
そのような有用植物としての働きを熟知して運び込まれた可能性もある。
人里に生育し、田畑の周辺や堤防、墓地などに見られることが多い。
特に田畑の縁に沿って列をなすときには花時に見事な景観をなす。
湿った場所を好み、時に水で洗われて球根が露出するのが見られる。
なお、山間部森林内でも見られる場合があるが、これはむしろそのような場所がかつては人里であった可能性を示す。
日本に存在するヒガンバナは全て遺伝的に同一であるとされるが、このことがただちに中国から伝わった1株の球根から
日本各地に株分けの形で広まったと考えることはできない。
三倍体であるため一般に種子で増えることができないため、持ち込まれた複数のヒガンバナが中国ですでに遺伝的に同一であることは充分にあり得るためである。
有毒性
全草有毒で、特に鱗茎にアルカロイド(リコリン、ガランタミン、セキサニン、ホモリコリン等)を多く含む有毒植物。
経口摂取すると吐き気や下痢を起こし、ひどい場合には中枢神経の麻痺を起こして死に至ることもある。
日本では水田の畦や墓地に多く見られるが、人為的に植えられたものと考えられている。
その目的は、畦の場合はネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避ける(忌避)ように、墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐためとされる。
モグラは肉食のためヒガンバナに無縁という見解もあるが、エサのミミズがヒガンバナを嫌って土中に住まないためにこの草の近くにはモグラが来ないともいう。
有毒なので農産物ではなく年貢の対象外とされたため、救荒作物として田畑や墓の草取りのついでに栽培された。
鱗茎はデンプンに富む。有毒成分であるリコリンは水溶性で、長時間水に曝せば無害化が可能であるため、
救飢植物として第二次世界大戦中などの戦時や非常時において食用とされたこともある。
また、花が終わった秋から春先にかけては葉だけになり、その姿が食用のノビルやアサツキに似ているため、誤食してしまうケースもある。
鱗茎は石蒜(せきさん)という名の生薬であり、利尿や去痰作用があるが、有毒であるため素人が民間療法として利用するのは危険である。
毒成分の一つであるガランタミンはアルツハイマー病の治療薬として利用されている。
色別の花言葉
白色/ 思うはあなた一人. また会う日を楽しみに.
赤色/ 情熱. 独立. 再開. あきらめ. 悲しい思い出. 思うはあなた一人. また会う日を楽しみに.
黄色/ 追想. 深い思いやりの心. 悲しい思い出.

ピンクの星 byチェリー号船頭の花日記 ピンクの星




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Posted by チェリー号船頭 at 00:19│Comments(0)9月の花
 
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