アカンサス(ハアザミ、葉薊)

チェリー号船頭

2012年06月05日 00:02

アカンサス(ハアザミ、葉薊)

名古屋市中川区野田3丁目で

byチェリー号船長の釣り日記
アカンサス(ハアザミ、葉薊)は広義にはキツネノマゴ科ハアザミ属(アカンサス属 ) の植物を総称していうが、
普通は特に観賞用に栽培されるA. mollisを指す。
アザミに似た形の葉は古代ギリシア以来、建築物や内装などの装飾のモチーフとされる。
特にギリシア建築のオーダーの一種、コリント式オーダーはアカンサスを意匠化した柱頭を特色としている。
ギリシアの国花。アカンサスをモチーフとした柄は絨毯にもしばしば用いられ、ビザンチンリーフとして知られる。
大型の常緑多年草で、地中海沿岸(北西アフリカ、ポルトガルからクロアチア)の原産。
葉には深い切れ込みがあり、光沢があり、根元から叢生して長さ1m、幅20cmほどになる。
晩春から初夏に高さ2mほどの花茎を出し、緑またはやや紫がかったとがった苞葉とともに花をつける。
花弁は筒状で、色は白、赤などがある。乾燥にも日陰にもまた、寒気にも強い。
アカンサス属は約30種からなり、地中海沿岸を中心に分布する。A. mollis のほかA. spinosa なども栽培される。
栽培
アカンサスは多年草であるが、子株が出ないため、実生で増やす。タネは1cm以上ある大きなもので、よく発芽する。
ソメイヨシノが咲く頃、直まきにし、2cmほど覆土をする。耐寒性は比較的強く、東京あたりなら霜よけはいらない。
大きな苗は移植が難しい。

花言葉 芸術. 技巧. 巧みさ. 離れない結び目.

byチェリー号船長の釣り日記

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