2013年08月10日
ニラ(韮、韭)
ニラ(韮、韭)
名古屋市中川区荒子5丁目で
byチェリー号船頭の花日記
名古屋市中川区荒子5丁目で
byチェリー号船頭の花日記
ニラ(韮、韭)は、ネギ属の1種。
多年草の緑黄色野菜である。
名称
『古事記』では加美良(かみら)、『万葉集』では久々美良(くくみら)、『正倉院文書』には彌良(みら)として記載がある。
このように、古代においては「みら」と呼ばれていたが、院政期頃から不規則な転訛形「にら」が出現し、「みら」を駆逐して現在に至っている。
近世の女房言葉に二文字(ふたもじ)がある。
方言では、ふたもじ(二文字。千葉県上総地方)、じゃま(新潟県中越地方)、やまわかめ(山若布。富山県会田市)、
にらねぎ(韮葱。静岡県、鳥取県などの一部)、こじきねぶか(乞食根深。愛知県、岐阜県の一部)、とち(奈良県山辺郡、磯城郡)、
へんどねぶか(遍路根深。徳島県の一部)、きりびら(沖縄県島尻郡)、ちりびら(沖縄県那覇市)、きんぴら(沖縄県那覇市)、
んーだー(沖縄県与那国島)などがある。
生態
夏には葉の間から30 - 40cmほどの花茎を伸ばす。
花期は8 - 10月頃。
花は半球形の散形花序で白い小さな花を20 - 40個もつける。
花弁は3枚だが、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見える。
雄蕊(おしべ)は6本、子房は3室になっている。
子房は熟すると割れて黒色の小さな種を散布する。
中国西部が原産。
日本では本州から九州に野生し、これを自生とする向きもあるが、疑わしい。
株分けまたは種によって増やす。
全草に独特の匂いがある。
このため、禅宗などの精進料理では五葷の一つとして忌避される。
匂いの原因物質は硫化アリル(アリシン)などの硫黄化合物である。
生産
国内生産量は約6万トン、全生産量の4割超を1位の高知県と2位の栃木県が占める。
作付面積1位は福島県。
ニラの生育に適した温暖な気候で知られる高知県香南市、また「餃子の街」栃木県宇都宮市の周辺、富山県会田市などが主な産地として有名。
栄養
栄養価が高く、スタミナが付く食材として利用されている。
ベータ・カロチンやビタミンA、ビタミンC、カルシウム、リン、鉄などのミネラルに富み、匂い成分のアリシンがビタミンB1と結合してその吸収を良くし、代謝機能、免疫機能を高め、疲労回復に役立つ。
また、整腸作用があり、昔より胃腸(特に下痢)に効く野菜として親しまれ、症状が重い時はニラの煮汁を飲んでも効果がある。
生薬
種子は、韮子(きゅうし)という生薬で腰痛、遺精、頻尿に使う。
葉は、韮白(きゅうはく)という生薬で強精、強壮作用がある。
文化
「韮」は春の季語である。ただし「韮の花」は夏の季語である。
花言葉 多幸. 星への願い.
byチェリー号船頭の花日記
多年草の緑黄色野菜である。
名称
『古事記』では加美良(かみら)、『万葉集』では久々美良(くくみら)、『正倉院文書』には彌良(みら)として記載がある。
このように、古代においては「みら」と呼ばれていたが、院政期頃から不規則な転訛形「にら」が出現し、「みら」を駆逐して現在に至っている。
近世の女房言葉に二文字(ふたもじ)がある。
方言では、ふたもじ(二文字。千葉県上総地方)、じゃま(新潟県中越地方)、やまわかめ(山若布。富山県会田市)、
にらねぎ(韮葱。静岡県、鳥取県などの一部)、こじきねぶか(乞食根深。愛知県、岐阜県の一部)、とち(奈良県山辺郡、磯城郡)、
へんどねぶか(遍路根深。徳島県の一部)、きりびら(沖縄県島尻郡)、ちりびら(沖縄県那覇市)、きんぴら(沖縄県那覇市)、
んーだー(沖縄県与那国島)などがある。
生態
夏には葉の間から30 - 40cmほどの花茎を伸ばす。
花期は8 - 10月頃。
花は半球形の散形花序で白い小さな花を20 - 40個もつける。
花弁は3枚だが、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見える。
雄蕊(おしべ)は6本、子房は3室になっている。
子房は熟すると割れて黒色の小さな種を散布する。
中国西部が原産。
日本では本州から九州に野生し、これを自生とする向きもあるが、疑わしい。
株分けまたは種によって増やす。
全草に独特の匂いがある。
このため、禅宗などの精進料理では五葷の一つとして忌避される。
匂いの原因物質は硫化アリル(アリシン)などの硫黄化合物である。
生産
国内生産量は約6万トン、全生産量の4割超を1位の高知県と2位の栃木県が占める。
作付面積1位は福島県。
ニラの生育に適した温暖な気候で知られる高知県香南市、また「餃子の街」栃木県宇都宮市の周辺、富山県会田市などが主な産地として有名。
栄養
栄養価が高く、スタミナが付く食材として利用されている。
ベータ・カロチンやビタミンA、ビタミンC、カルシウム、リン、鉄などのミネラルに富み、匂い成分のアリシンがビタミンB1と結合してその吸収を良くし、代謝機能、免疫機能を高め、疲労回復に役立つ。
また、整腸作用があり、昔より胃腸(特に下痢)に効く野菜として親しまれ、症状が重い時はニラの煮汁を飲んでも効果がある。
生薬
種子は、韮子(きゅうし)という生薬で腰痛、遺精、頻尿に使う。
葉は、韮白(きゅうはく)という生薬で強精、強壮作用がある。
文化
「韮」は春の季語である。ただし「韮の花」は夏の季語である。
花言葉 多幸. 星への願い.
byチェリー号船頭の花日記
Posted by チェリー号船頭 at 22:57│Comments(2)
│8月の花
この記事へのコメント
葉は、韮白(きゅうはく)という生薬で強精、強壮作用があるそうな!
船頭、いっぱい食べてミサイルを巷にいっぱい撃って来て!
~(^◇^)/ぎゃはは
船頭、いっぱい食べてミサイルを巷にいっぱい撃って来て!
~(^◇^)/ぎゃはは
Posted by 明後日のジョー at 2013年08月11日 04:22
明後日のジョーさん
頑張るは~(^◇^)/ぎゃはは
頑張るは~(^◇^)/ぎゃはは
Posted by チェリー号船頭 at 2013年08月14日 01:49