ビナンカズラ(美男葛)

チェリー号船頭

2017年10月28日 00:54

ビナンカズラ(美男葛)



名古屋市中川区南脇町で




byチェリー号船頭の花日記
サネカズラ(実葛)はマツブサ科サネカズラ属の常緑つる性木本。
ビナンカズラ(美男葛)ともいうが、これは昔、つるから粘液をとって整髪料に使ったためである。
形態・生態
葉は長さ数cmでつやがあり、互生する。
ふつう雌雄異株で、8月頃開く花は径1cmほど、10枚前後の白い花被に包まれ、中央におしべ、めしべがそれぞれ多数らせん状に集まる。
雌花の花床は結実とともにふくらみ、キイチゴを大きくしたような真っ赤な丸い集合果をつくる。
花は葉の陰に咲くが、果実の柄は伸びて7cmになることもあり、より目につくようになる。
単果は径1cmほどで、全体では5cmほどになる。
果実は個々に落ちて、あとにはやはり真っ赤なふくらんだ花床が残り、冬までよく目立つ。
分布と生育環境
関東地方以西、西日本から中国南部までの照葉樹林によく見られる。
人間との関わり
庭園に植えることもある。盆栽として栽培もされる。
果実を漢方薬の五味子(チョウセンゴミシ)の代わりに使うこともある。
古歌にもしばしば「さねかづら」「さなかづら」として詠まれ、「さ寝」の掛詞として使われる。
名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな(藤原定方、百人一首25/後撰和歌集)
ウィキペディアより抜粋
花言葉   再会. また逢いましょう. 好機をつかむ.
byチェリー号船頭の花日記



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