チェリー号船頭の花日記

ミリオンベルは、ナス科カリブラコア属の植物。
サントリーフラワーズが初めて園芸化に成功したカリブラコアの園芸品種であり、サントリーフラワーズの登録商標名である。
概要
まだ、当時園芸化されていなかったカリブラコアを改良し、容易に育成が可能な園芸用品種である。
開花時期は概ね4月から10月にかけて、2～3cm程度のさまざまな色の小花を咲かせる。
サントリーが、サフィニアの成功を機に、発売された。
たちまち日本におけるガーデニングで人気となった、ペチュニアをそのまま小さく華奢にしたような雰囲気を持ち、
同社の、サフィニアと同じような半ほふく性と、多花性を兼ね備える。
見た目がペチュニアに酷似している為、よくペチュニアや、サフィニア等と混同されがちである。
今日においては、花色や樹形などの種類も増えてきている。
ペチュニア同様、ミリオンベルが、カリブラコアの園芸化に成功すると、他社も同種の品種改良に相次いで参入した。
ペチュニア属同様、夏季の高温多湿や多雨などといった点から、日本での育成が極めて困難であったが、改良により弱点が克服されている。
ただし、依然としてカリブラコア元来の性質を多々受け継いでいるため、そのような気候に長期間置かれると根元の葉が枯れあがったり、育成不良といった症状に見舞われる場合があるため、注意が必要である。
名前の由来は多数の花を開花させるという意味で、英語のMillion(ミリオン)が語源の由来となっている。
枝の先端に蕾を付ける為、切戻しを行うことにより長期間の開花が望めるのも大きな特徴である。
増殖方法は、完全な栄養系である。
花言葉 あなたといると、心が和らぎます. ありのままの自然な心.
ｂｙチェリー号船頭の花日記