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2013年12月16日

サカキ(榊)

サカキ(榊)
サカキ(榊)



我が家のベランダで
サカキ(榊)



ニコッ
サカキ(榊)



byチェリー号船頭の花日記

サカキ(榊)は、ツバキ科サカキ属の常緑小高木。
神棚や祭壇に供えるなど、神道の神事にも用いられる植物。
特徴常緑性の小高木。
低木を見ることが多いが、高さ12m、胸高直径は30cmになるものがある。
若枝は緑だが、幹の樹皮は灰淡褐色になる。
枝先の芽は裸で、若葉が巻いて鎌状になる。
葉は二列生の互生で、厚みのある革質、のっぺりとした表面で、鋸歯は全くなく、きれいな楕円形である。
裏面はやや色薄く、両面ともに無毛。
6月ごろ側枝の基部の側の葉腋から白い小さな花を咲かせる。
花は1-4個が束状に出て、いずれも葉の下に出て、下向きに咲く。
11月ごろには黒くて小さな液果を付ける。
分布と生育環境
本州では茨城県、石川県以西、四国、九州に分布する。
国外では済州島、台湾、中国から知られる。
ヒマラヤと中国南部には、別亜種が知られる。
ヒマラヤ産。花が大きい。
中国南部。葉が小さい。
日本文化と“榊”
日本では古くから神事に用いられる植物であり、「榊」という国字もそこから生まれた。
古来から、植物には神が宿り、特に先端がとがった枝先は神が降りるヨリシロとして若松やオガタマノキなど様々な常緑植物が用いられたが、
近年は、もっとも身近な植物で枝先が尖っていて神のヨリシロにふさわしいサカキやヒサカキが定着している。
家庭の神棚にも捧げられ、月に2度、1日と15日(江戸時代までは旧暦の1日と15日)に取り替える習わしになっている。
神棚では榊立を用いる。
田舎などでは庭先に植えている家庭が多い。
また、常緑樹でもあることから庭木としても使われていることがある。
ピンクの星名称
サカキの語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意であるとされる。
常緑樹であり、さかえる(繁)ことから「繁木(さかき)」とする説もあるが、多くの学者は後世の附会であるとして否定している。
混同されやすいので、榊は「本榊(ホンサカキ)」とも呼ばれ、ヒサカキについては、「シャシャキ」「シャカキ」「下草」「ビシャコ」「仏さん柴(しば)」
「栄柴(サカシバ)」などと地方名で呼ばれることもある。
近縁種
サカキは関東以南の比較的温暖な地域で生育するため、関東以北では類似種(別属)のヒサカキをサカキとして代用している。
ヒサカキは仏壇にも供えられる植物である。
花は早春に咲き、独特のにおいがある。
名の由来は小さいことから「姫榊」とも、サカキでないことから「非榊」とも。
店頭に並んでいるサカキとヒサカキを見分けるポイントは葉縁で、葉が小さく、鋸歯がある(ぎざぎざしている)ならヒサカキ、
表面がツルツルしていて、ふちがぎざぎざしていない全縁ならサカキである。
また、サカキは茎頂の芽(冬芽)が、爪状に尖っていることでも見分けられる。
花言葉 神を尊ぶ.
ピンクの星byチェリー号船頭の花日記ピンクの星



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Posted by チェリー号船頭 at 22:16│Comments(2)植物
この記事へのコメント
サカキの語源は、神と人との境であることから「境木(さかき)」の意であるとされる。
なるほど、そうゆう語源なのね
~(^◇^)/ぎゃはは
Posted by 明後日のジョー at 2013年12月17日 05:46
明後日のジョー さん、

おいらも知りませんでした(^○^)
Posted by チェリー号船頭チェリー号船頭 at 2013年12月17日 09:52
 
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    コメント(2)