紅葵(ローゼル)
紅葵(ローゼル)
名古屋市中川区荒子町念仏池で
byチェリー号船頭の花日記
ローゼルは、アオイ科フヨウ属の植物。
一年生または多年生の亜灌木(亜低木)。
ロゼリ草、ローゼリ草、レモネードブッシュなどとも呼ばれる。
分布
西アフリカ原産。旧世界の熱帯地方に分布。
特徴
高さ2-3mに育つ。
花はクリーム色で葉腋に単生し、短日植物で、9-11月頃に開花する。
萼と苞は肥厚して赤く熟す。
花弁の基部は暗赤色。
葉は楕円形または3深裂し、互生する。
利用
萼と苞の肥大した部分は、酸味があって、生食できる。
その他にジャム、ゼリー、酒、ハーブティー、清涼飲料など様々なことに利用される。
また、葉は野菜として、茎からは繊維として利用される。
ミャンマーでは「チンバウン」とよばれ、葉を炒め物やスープにする。
ハイビスカス・ティー
ローゼルは、 花や果実(正確には肥大した萼と苞)をハーブティー、「ハイビスカス・ティー」に利用する。
ハイビスカス・ティーは赤く、クエン酸などの植物酸が豊富で酸味がある。
ビタミンCの補給源でもある。
エジプトではカルカデー(كركديه)、メキシコでは冷やしたものをアグア・デ・ハマイカと呼ぶ。
他のハーブとブレンドされることも多く、特にローズヒップとのブレンドは互いの成分による相乗効果が期待される。
生薬
「洛神花」という生薬としても利用されている。
花言葉 常に新しい美.
byチェリー号船頭の花日記
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