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2012年11月28日

シクラメン

シクラメン
シクラメン
和名は「豚の饅頭」だってビックリ
シクラメン
チェリークリーニング店先でカメラ
シクラメン
byチェリー号船頭の花日記

シクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属する多年草。
地中海地方原産で、花期は秋から春。
冬の花として有名。
和名は「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」と「篝火草(カガリビバナ)」の二種類がある。
前者の『豚の饅頭』は、植物学者大久保三郎がシクラメンの英名:sow bread(雌豚のパン=シクラメンの球根が豚の餌になることから命名)を
日本語に翻訳した名である。
後者の『篝火花』のはシクラメンを見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた牧野富太郎が名づけた。
前者は球根を、後者は花を見て名づけている。
尚、現代ではシクラメンに対しては滅多に和名を用いる事が無い。
また、シクラメン属の総称としてシクラメンということもある。
シクラメンの生態
シクラメンは双子葉植物として分類されているが、実際に土から芽を出す時は一枚しか出てこない。
また、子葉から数えて7、8枚目の葉が出た頃から花芽の形成が始まる。
また、葉芽と花芽は一対一で発生して行く。
花を放って置くとすぐ結実するが、結実させたままにすると株が弱り、最悪枯れてしまうので、採種が目的でも数輪残すだけ、
目的でなければ全て取り除くのが好ましい。
球根は茎が肥大したもので、乾燥に弱く、分球しない。芽は球根の上部にかたまってつく。
シクラメンの歴史
シクラメンは元々地中海沿岸、トルコからイスラエルにかけて原種が自生している。
名前は花茎がはじめ丸まった状態で発生することから「サイクル」から命名された。 古来は花ではなく、塊茎の澱粉を注目され、
サポニン配糖体シクラミン(Cyclamin)を含む有毒にもかかわらず「アルプスのスミレ」などの美称があり、食用とされていた。
大航海時代以後ジャガイモがもたらされると、シクラメンを食用にする習慣はなくなった。
シクラメンの花に着目して品種改良が行われたのはドイツである。
シクラメンの原種の中でもシクラメン・ペルシカムに注目して、品種改良が進められた。
花色もピンクほか白、赤、黄などバラエティに富んだものができた。
シクラメンに関する伝説で、草花好きだったソロモン王が王冠に何か花のデザインを取り入れようと思い様々な花と交渉するが断られ、唯一承諾してくれたシクラメンに感謝すると、シクラメンはそれまで上を向いていたのを、恥ずかしさと嬉しさのあまりにうつむいてしまった、と言うものがある。
アプレイウスは著書「本草書」の中で、シクラメンを鼻に詰めると脱毛に効果があると指摘している。
花言葉 内気. はにかみ. 遠慮がち. 疑いを持つ.
(赤) 嫉妬.
(白) 清純.

ピンクの星byチェリー号船頭の花日記ピンクの星



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Posted by チェリー号船頭 at 00:35│Comments(0)11月の花
 
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