チェリー号船頭の花日記

トサミズキ（とさみずき）
マンサク科の落葉低木。
高さ３ｍほどになる。
幹は黄褐色、よく分枝する。
葉はやや厚く、卵円形、長さ5～10センチ、下面に軟毛があり、波状の低い鋸歯（きょし）がある。
花は淡黄色で葉よりも先に開き、3～4月、下垂する穂状花序に7～10個つく。
果実は長楕円（だえん）形の果（さくか）で、黒いつやのある二種子がある。
高知県に分布し、蛇紋岩地や石灰岩地に生える。
葉がミズキに似ていて、土佐（とさ）で発見されたのでこの名がある。
江戸時代から観賞用に栽培され、現在でも各地で庭園樹として普通に栽培されている。
トサミズキ属は日本、朝鮮半島、中国、ヒマラヤに十数種が分布し、日本にはトサミズキのほかに、キリシマミズキ、コウヤミズキ、ヒュウガミズキの3種がある。
日本大百科全書（小学館）より
花言葉 愛. 伝言. 優雅.
ｂｙチェリー号船頭の釣り日記