ナチュログ管理画面 自然の風景と動植物 自然の風景と動植物 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2013年07月10日

ムラサキシキブ(紫式部)

ムラサキシキブ(紫式部)
ムラサキシキブ(紫式部)
名古屋市中川区南脇町で
ムラサキシキブ(紫式部)
カメラ
ムラサキシキブ(紫式部)
byチェリー号船頭の花日記

ムラサキシキブ(紫式部)はクマツヅラ科の落葉低木で、日本各地の林などに自生し、また果実が紫色で美しいので観賞用に栽培される。
特徴
高さ3m程度に成長する。
小枝はやや水平に伸び、葉を対生する。
葉は長楕円形、鋭尖頭(先端が少し突き出すこと)、長さ6-13cm。細かい鋸歯がある。
葉は黄緑で洋紙質、薄くて表面につやはない。
初めは表側に細かい毛があることもある。
花は淡紫色の小花が散房花序をつくり葉腋から対になって出て、6月頃咲く。
秋に果実が熟すと紫色になる。果実は直径3mmで球形。
栽培品種には白実のものもある。
名前の由来は平安時代の女性作家「紫式部」だが、この植物にこの名が付けられたのはもともと「ムラサキシキミ」と呼ばれていたためと思われる。
「シキミ」とは重る実=実がたくさんなるという意味。
スウェーデンの植物学者のカール・ツンベルクが学名を命名した。
分布など
北海道から九州、琉球列島まで広く見られ、国外では朝鮮半島と台湾に分布する。
低山の森林にごく普通に見られ、特に崩壊地などにはよく育っている。
ムラサキシキブ(コムラサキ、シロシキブ)の名所として、京都・嵯峨野の正覚寺が有名である。
変異
非常に変異の幅が広い植物で、栽培もされるため、園芸品種もある。
特に果実が白いものはシロシキブと呼ばれ、よく栽培される。
その他に果実の小さいコミムラサキシキブ、葉の小さいコバノムラサキシキブなどの名称で呼ばれるものもある。
ただし栽培品には下記のコムラサキもあるのでその点には注意されたい。
オオムラサキシキブ
より大きな変異としては変種として扱われるものにオオムラサキシキブがある。
岩手県の準絶滅危惧の種に指定されている。基本変種に比べて葉は厚く大きく、長さ20cmにも達する。
枝や花序も一回り大きい。
本州以南に見られるとされ、やや南よりの分布を持つ。
『琉球植物誌』では琉球列島のものはすべてこれであると判断している。
しかし、この二者は典型的なものでは一目で全くの別物と思えるほどに異なるのに、中間的なものが結構あり、明確な判断が難しい例も多い。
花言葉 愛され上手. 上品. 聡明.
ピンクの星byチェリー号船頭の花日記ピンクの星



↓ブログランキングに参加してます。ポチッと応援お願いします。m(_ _)m
にほんブログ村 花ブログへ にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ にほんブログ村 花ブログ 誕生花・花言葉へ にほんブログ村 花ブログ その他植物へ
同じカテゴリー(7月の花)の記事画像
モントブレチア(クロコスミア)
サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ)
アベリア
ムクゲ(木槿)
オシロイバナ
ヘクソカズラ(屁糞葛)
同じカテゴリー(7月の花)の記事
 モントブレチア(クロコスミア) (2017-07-22 00:34)
 サルスベリ(百日紅=ヒャクジツコウ) (2017-07-21 00:33)
 アベリア (2017-07-18 01:07)
 ムクゲ(木槿) (2017-07-14 00:32)
 オシロイバナ (2017-07-13 09:18)
 ヘクソカズラ(屁糞葛) (2017-07-12 00:21)

Posted by チェリー号船頭 at 23:46│Comments(2)7月の花
この記事へのコメント
可愛い花ですもんね
(^-^)ニコ
Posted by 明後日のジョー at 2013年07月11日 06:39
明後日のジョー さん、

可愛い花って良いですね (^-^)
Posted by チェリー号船頭 at 2013年07月11日 08:38
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ムラサキシキブ(紫式部)
    コメント(2)