2017年04月06日
ツクシ(土筆)
ツクシ(土筆)スギナ(杉菜)



名古屋市中川区南脇町で
byチェリー号船頭の花日記 




名古屋市中川区南脇町で


スギナ(杉菜)は、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。
日本に生育するトクサ類では最も小柄である。
浅い地下に地下茎を伸ばしてよく繁茂する。
生育には湿気の多い土壌が適しているが、畑地にも生え、難防除雑草である。
その栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆)と呼び、ツクシの方は食用とされる。
根が深いことから「地獄草」の別名を持つ。
ツクシ
春に地下茎からツクシという胞子茎(または胞子穂、胞子体)を出し、胞子を放出する。
薄茶色で、「袴(はかま)」と呼ばれる茶色で輪状の葉が茎を取り巻いている。
丈は10 - 15cm程度である。
ツクシ成長後に、それとは全く外見の異なる栄養茎を伸ばす。
栄養茎は茎と葉からなり、光合成を行う。
鮮やかな緑色で丈は10 - 40cm程度。
主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の葉を輪生させる。
上の節ほどその葉が短いのが、全体を見るとスギの樹形に似て見える。
なお、ツクシの穂を放置すると、緑色を帯びたほこりの様なものがたくさん出て来る。
これが、胞子である。
顕微鏡下で見ると、胞子は球形で、2本の紐(4本に見えるが実際は2本)が1ヵ所から四方に伸びている。
これを弾糸という。
この弾糸は湿ると胞子に巻き付き、乾燥すると伸びる。
この動きによって胞子の散布に預かる。
顕微鏡下で観察しながら、そっと息を吹きかけると、瞬時にその形が変化するのをみることが出来る。
また、「ツクシ」は春の季語である。
語源
ツクシ スギナにくっついて出てくることから「付く子」、袴の部分で継いでいるように見えることから「継く子」となった説が有力である。
「つくしんぼ、つくしんぼう」(土筆ん坊)、地域によっては「ほうしこ」(伊予弁等)とも呼ばれる。
土筆 土から出てきた胞子茎は、伸びきる前は先端まで「袴」に覆われており、その形状が「筆」に似ていることから、
「土筆」という字を当てられるようになったものと考えられる。
食材
「ツクシ(土筆)」は春の山菜として親しまれている。
袴を取って茹でて灰汁を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮にしたりして食用とする。
しかし、チアミナーゼ、アルカロイド、無機ケイ素などを含むため、多量の摂取は推奨されない。
また、心臓、腎臓の疾病を有する人、ニコチンに対する過敏症を有する人の摂取は禁忌とされる。
さらに、チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症を起こす恐れがあるとされている。
生薬
栄養茎の全草を乾燥させたものは生薬名を問荊(もんけい)といい利尿作用がある。
生薬としてのスギナの効用は古くから伝承されていたが、近年、花粉症対策としての効能があるとの発表があり、注目が集まっている。
ただし、この効能は公的に認められているわけではなく、ヒトでの信頼の置ける有効性および安全性を示すデータはない。
ウィキペディアより抜粋
byチェリー号船頭の花日記 
日本に生育するトクサ類では最も小柄である。
浅い地下に地下茎を伸ばしてよく繁茂する。
生育には湿気の多い土壌が適しているが、畑地にも生え、難防除雑草である。
その栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆)と呼び、ツクシの方は食用とされる。
根が深いことから「地獄草」の別名を持つ。
ツクシ
春に地下茎からツクシという胞子茎(または胞子穂、胞子体)を出し、胞子を放出する。
薄茶色で、「袴(はかま)」と呼ばれる茶色で輪状の葉が茎を取り巻いている。
丈は10 - 15cm程度である。
ツクシ成長後に、それとは全く外見の異なる栄養茎を伸ばす。
栄養茎は茎と葉からなり、光合成を行う。
鮮やかな緑色で丈は10 - 40cm程度。
主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の葉を輪生させる。
上の節ほどその葉が短いのが、全体を見るとスギの樹形に似て見える。
なお、ツクシの穂を放置すると、緑色を帯びたほこりの様なものがたくさん出て来る。
これが、胞子である。
顕微鏡下で見ると、胞子は球形で、2本の紐(4本に見えるが実際は2本)が1ヵ所から四方に伸びている。
これを弾糸という。
この弾糸は湿ると胞子に巻き付き、乾燥すると伸びる。
この動きによって胞子の散布に預かる。
顕微鏡下で観察しながら、そっと息を吹きかけると、瞬時にその形が変化するのをみることが出来る。
また、「ツクシ」は春の季語である。
語源
ツクシ スギナにくっついて出てくることから「付く子」、袴の部分で継いでいるように見えることから「継く子」となった説が有力である。
「つくしんぼ、つくしんぼう」(土筆ん坊)、地域によっては「ほうしこ」(伊予弁等)とも呼ばれる。
土筆 土から出てきた胞子茎は、伸びきる前は先端まで「袴」に覆われており、その形状が「筆」に似ていることから、
「土筆」という字を当てられるようになったものと考えられる。
食材
「ツクシ(土筆)」は春の山菜として親しまれている。
袴を取って茹でて灰汁を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮にしたりして食用とする。
しかし、チアミナーゼ、アルカロイド、無機ケイ素などを含むため、多量の摂取は推奨されない。
また、心臓、腎臓の疾病を有する人、ニコチンに対する過敏症を有する人の摂取は禁忌とされる。
さらに、チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症を起こす恐れがあるとされている。
生薬
栄養茎の全草を乾燥させたものは生薬名を問荊(もんけい)といい利尿作用がある。
生薬としてのスギナの効用は古くから伝承されていたが、近年、花粉症対策としての効能があるとの発表があり、注目が集まっている。
ただし、この効能は公的に認められているわけではなく、ヒトでの信頼の置ける有効性および安全性を示すデータはない。
ウィキペディアより抜粋


Posted by チェリー号船頭 at 01:08│Comments(0)
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