グミ(茱萸、胡頽子)

チェリー号船頭

2016年06月11日 00:08

グミ(茱萸、胡頽子)


お客様の庭先に生って成っています


子供のころ、良く食べた記憶がよみがえります


名古屋市中村区並木町で


  byチェリー号船頭の花日記  
グミ(茱萸、胡頽子)はグミ科グミ属の植物の総称で、果実は食用になる。
なお、グミは大和言葉であり、菓子のグミとは無関係である。
概要
常緑または落葉の低木でつる性のものもある。
また常緑性種は耐陰性があるが耐寒性は弱く、落葉樹性は強い。
葉は互生し、葉や茎には毛が多い。
また茎にはとげがある
花は両性または単性、がくは黄色で筒状、先が4裂し、雄蕊が4本つく。
花弁はない。
挿し木、取り木、接ぎ木などで簡単に増やせる。
虫媒花である。
前年枝の節から伸びた新梢に開花結実する。
開花後、萼筒の基部が果実を包んで肥厚し核果様になる。
果実は楕円形で赤く熟し、渋みと酸味、かすかな甘味があって食べられる。
形はサクランボに似る
リコピンを多く含むが、種によってはタンニンを含むため、渋みが強いことがある。
ときおり虫が入っていることもあるので注意が必要である。
根にフランキア属の放線菌が共生し窒素固定を行うので、海岸などのやせた土地にも育つ。
方言名に「グイミ」がある。
グイはとげのこと、ミは実のことをさし、これが縮まってグミとなったといわれる。
その他に中国地方ではビービー、ブイブイ、ゴブなどとも呼ばれている。
分布
ユーラシアから東南アジアにかけて50から70種ほどが現存し、E. trifloraだけがオーストラリアにまで分布している。
ギンヨウグミは北アメリカ唯一の固有種である。
日本にはナツグミ、アキグミ、ナワシログミ、ツルグミなど十数種がある。
商業的にはあまり利用されないが庭などに栽培される。
ただし首都圏に自生することはない。

 byチェリー号船頭の花日記 


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