2013年06月08日
クリの花が咲いていました
クリの花が咲いていました
名古屋市中川区荒子町で
byチェリー号船頭の花日記
名古屋市中川区荒子町で
byチェリー号船頭の花日記
クリ(日本栗)とはブナ科クリ属の木の一種。
日本と朝鮮半島南部原産。
中華人民共和国東部と台湾でも栽培されている。
クリのうち、各栽培品種の原種で山野に自生するものは、シバグリ(柴栗)またはヤマグリ(山栗)と呼ばれる、栽培品種はシバグリに比べて果実が大粒である。
また、シバグリもごく一部では栽培される。
特徴
落葉性高木で、高さ17m、幹の直径は80cm、あるいはそれ以上になる。
樹皮は灰色で厚く、縦に深い裂け目を生じる。葉は長楕円形か長楕円状披針形、やや薄くてぱりぱりしている。
表はつやがあり、裏はやや色が薄い。
周囲には鋭く突き出した小さな鋸歯が並ぶ。
雌雄異花で、いずれも5月から6月に開花する。
雄花は穂状で斜めに立ち上がり、全体にクリーム色を帯びた白で、個々の花は小さいものの目を引く。
また、香りが強い。
非常によく昆虫が集まる。
ブナ科植物は風媒花で花が地味のものが多いが、クリやシイは虫媒花となっている。
なお、この花の香りは芳香成分としてスペルミンを含むため、ヒトの精液の臭いに似た独特の香りを放つ。
一般に雌花は3個の子房を含み、受精した子房のみが肥大して果実となり、不受精のものはしいなとなる。
9月から10月頃に実が成熟すると自然にいがのある殻斗が裂開して中から堅い果実(堅果であり種子ではない)が1 - 3個ずつ現れる。
果実は単にクリ(栗)、またはクリノミ(栗の実)と呼ばれ、普通は他のブナ科植物の果実であるドングリとは区別される
(但し、ブナ科植物の果実の総称はドングリであり、広義にはドングリに含まれるとも言える)。
また、毬状の殻斗に包まれていることからこの状態が毬果と呼ばれることもあるが、中にあるクリノミ自体が種子ではなく果実であるため誤りである。
毬果とは、松かさのようなマツ綱植物の果実を指す。
香りの主成分はメチオナール(サツマイモの香りの主成分)とフラノン(他にはイチゴやパイナップルに含まれている)。
シナグリなどと比較して、渋皮剥皮が困難であり、生食用用途では渋皮を直下の果肉とともに削り取る作業が必須である。
特にこのことが近年の家庭におけるニホングリの需要を低下させる原因となってきた。
そのような中、近年独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所において、シナグリ並に渋皮剥皮性の優れるニホングリ品種「ぽろたん」
(2007年10月22日品種登録)が育成された。
生態
北海道西南部から本州、四国、九州に分布。国外では朝鮮中南部に産する。
暖帯から温帯域に分布し、特に暖帯上部に多産する場合があり、これをクリ帯という。
ただし、現在では広く栽培されているため、自然分布との境目がわかりにくい場合がある。
天然記念物
長野県上伊那郡辰野町の小野のシダレグリ純林は国の天然記念物に指定されている。
材木としての用途
堅くて腐りにくいので、建物の柱や土台、鉄道線路の枕木、家具等の指物に使われたが、近年資源量の不足から入手しづらくなった。
成長が早く、よく燃えるので昔は薪木としても使われていた。
縄文時代の建築材や燃料材はクリが大半であることが、遺跡出土の遺物から分かっている。
花言葉 満足. . 私を公平にせよ.豪奢(ごうしゃ)(意味-非常にぜいたくで、はでなこと。)
byチェリー号船頭の花日記
日本と朝鮮半島南部原産。
中華人民共和国東部と台湾でも栽培されている。
クリのうち、各栽培品種の原種で山野に自生するものは、シバグリ(柴栗)またはヤマグリ(山栗)と呼ばれる、栽培品種はシバグリに比べて果実が大粒である。
また、シバグリもごく一部では栽培される。
特徴
落葉性高木で、高さ17m、幹の直径は80cm、あるいはそれ以上になる。
樹皮は灰色で厚く、縦に深い裂け目を生じる。葉は長楕円形か長楕円状披針形、やや薄くてぱりぱりしている。
表はつやがあり、裏はやや色が薄い。
周囲には鋭く突き出した小さな鋸歯が並ぶ。
雌雄異花で、いずれも5月から6月に開花する。
雄花は穂状で斜めに立ち上がり、全体にクリーム色を帯びた白で、個々の花は小さいものの目を引く。
また、香りが強い。
非常によく昆虫が集まる。
ブナ科植物は風媒花で花が地味のものが多いが、クリやシイは虫媒花となっている。
なお、この花の香りは芳香成分としてスペルミンを含むため、ヒトの精液の臭いに似た独特の香りを放つ。
一般に雌花は3個の子房を含み、受精した子房のみが肥大して果実となり、不受精のものはしいなとなる。
9月から10月頃に実が成熟すると自然にいがのある殻斗が裂開して中から堅い果実(堅果であり種子ではない)が1 - 3個ずつ現れる。
果実は単にクリ(栗)、またはクリノミ(栗の実)と呼ばれ、普通は他のブナ科植物の果実であるドングリとは区別される
(但し、ブナ科植物の果実の総称はドングリであり、広義にはドングリに含まれるとも言える)。
また、毬状の殻斗に包まれていることからこの状態が毬果と呼ばれることもあるが、中にあるクリノミ自体が種子ではなく果実であるため誤りである。
毬果とは、松かさのようなマツ綱植物の果実を指す。
香りの主成分はメチオナール(サツマイモの香りの主成分)とフラノン(他にはイチゴやパイナップルに含まれている)。
シナグリなどと比較して、渋皮剥皮が困難であり、生食用用途では渋皮を直下の果肉とともに削り取る作業が必須である。
特にこのことが近年の家庭におけるニホングリの需要を低下させる原因となってきた。
そのような中、近年独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所において、シナグリ並に渋皮剥皮性の優れるニホングリ品種「ぽろたん」
(2007年10月22日品種登録)が育成された。
生態
北海道西南部から本州、四国、九州に分布。国外では朝鮮中南部に産する。
暖帯から温帯域に分布し、特に暖帯上部に多産する場合があり、これをクリ帯という。
ただし、現在では広く栽培されているため、自然分布との境目がわかりにくい場合がある。
天然記念物
長野県上伊那郡辰野町の小野のシダレグリ純林は国の天然記念物に指定されている。
材木としての用途
堅くて腐りにくいので、建物の柱や土台、鉄道線路の枕木、家具等の指物に使われたが、近年資源量の不足から入手しづらくなった。
成長が早く、よく燃えるので昔は薪木としても使われていた。
縄文時代の建築材や燃料材はクリが大半であることが、遺跡出土の遺物から分かっている。
花言葉 満足. . 私を公平にせよ.豪奢(ごうしゃ)(意味-非常にぜいたくで、はでなこと。)
byチェリー号船頭の花日記
Posted by チェリー号船頭 at 00:41│Comments(2)
│6月の花
この記事へのコメント
若い時のこの匂いが懐かしいでしょう?、船頭さん
(^Q^)/ ギャハハ
(^Q^)/ ギャハハ
Posted by 明後日のジョー at 2013年06月08日 06:16
明後日のジョー さん、
思うことは同じですね\(^o^)/キャハハ
思うことは同じですね\(^o^)/キャハハ
Posted by チェリー号船頭 at 2013年06月08日 08:55