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2013年07月31日

ヒョウタン(瓢箪、瓢簞)

ヒョウタン(瓢箪、瓢簞)
ヒョウタン(瓢箪、瓢簞)
名古屋市中川区荒子町大和ケ池で
ヒョウタン(瓢箪、瓢簞)
カメラ
ヒョウタン(瓢箪、瓢簞)
byチェリー号船頭の花日記 

ヒョウタン(瓢箪、瓢簞)は、ウリ科の植物。
葫蘆(ころ)とも呼ぶ。
なお、植物のヒョウタンの実を加工して作られる容器も「ひょうたん」と呼ばれる。
概説
最古の栽培植物のひとつで、原産地のアフリカから食用や加工材料として全世界に広まったと考えられている。
乾燥した種子は耐久性が強く、海水にさらされた場合なども高い発芽率を示す。
狭義には上下が丸く真ん中がくびれた形の品種を呼ぶが、球状から楕円形、棒状や下端の膨らんだ形など品種によってさまざまな実の形がある。
ヒョウタンは、苦み成分であり嘔吐・下痢等の食中毒症状を起こすククルビタシンを含有し、果肉の摂取は食中毒の原因となる。
種類
ヒョウタンには大小さまざまな品種があり、長さが5㎝くらいの極小千成から、2mを越える大長、また胴回りが1mを超えるジャンボひょうたんなどがある。
ヒョウタンと同ー種のユウガオは、ククルビタシンの少ない品種を選別した変種で、食用となり干瓢の原料として利用される。
また、ヒョウタン型をした品種の中にも、ククルビタシンの少ない食用品種が存在する。
歴史
日本では、『日本書紀』(720年成立)の中で瓢(ひさご)としてはじめて公式文書に登場する。
その記述によると仁徳天皇11年(323年)、茨田堤を築く際、水神へ人身御供として捧げられそうになった茨田連衫子という男が、ヒョウタンを使った頓智で難を逃れたという。
利用
ヤシ酒の容器として(コンゴ共和国、2008年)果肉部分を除去し、乾燥させたものが容器として水筒や酒の貯蔵に利用されていた(微細な穴があるために水蒸気が漏れ出し、気化熱が奪われるため中身が気温より低く保たれる)。
軽くて丈夫なヒョウタンは、世界各国でさまざまな用途に用いられてきた。
朝鮮半島ではヒョウタンをふたつ割りにして作った柄杓(ひしゃく)や食器を「パガチ」と呼び、庶民の間で広く用いられてきた。
また、アメリカインディアンはタバコのパイプに、南米のアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルではマテ茶の茶器、
またインドネシア・イリアンジャヤやパプアニューギニアなどでは先住民によってペニスケースとして使われている。
強壮な草勢からスイカやカボチャの台木としても利用される。
容器への加工方法
ヒョウタンは水筒、酒器、調味料入れなどの容器に加工されることが多い。
加工には、まず、完熟したヒョウタンの実を収穫し、ヘタの部分に穴を開ける。
そこから棒を突きいれ、果肉をある程度突き崩す。
その状態で重石を載せ、水中に漬け込む。
1週間-1ヶ月ほど経ってから、表皮を剥がし、腐ってペースト状になった果肉をすべて掻き出して綺麗に洗う。
その後で水を取り替え、一週間ほど漬けて腐敗臭を抜いてから陰干しする。
なお、果肉の腐敗臭はかなり強烈なので、屋内や住宅密集地での作業は控えること。
手にはゴム手袋をするのが望ましい。
手に臭いが移った場合、手に灯油や有機溶剤を塗ってから石鹸で洗うと臭いがよく落ちるが、皮膚に灯油や有機溶剤が付着することは有害なので、勧められない。
乾燥したヒョウタンは、表面に柿渋やベンガラ、漆、ニスなどを塗って仕上げる。
水筒や食器など、飲食関係の容器に用いる場合は、酒や番茶を内部に満たして臭みを抜く。
ウィキペディアより抜粋
花言葉 繁栄. 利得. 夢.
ピンクの星byチェリー号船頭の花日記ピンクの星 



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Posted by チェリー号船頭 at 00:52│Comments(2)7月の花
この記事へのコメント
実の加工がこんなに大変だとは知りませんでした
やっぱ見てるのがよろしいですね
(^Q^)/ ギャハハ
Posted by 明後日のジョー at 2013年07月31日 04:37
明後日のジョー さん、

毎年、お客様に趣味で飾り瓢簞を作っている方が居ましたが

やはり大変そうでした(^○^)
Posted by チェリー号船頭 at 2013年07月31日 09:47
 
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ヒョウタン(瓢箪、瓢簞)
    コメント(2)