2014年10月15日
ヤマブドウ
ヤマブドウ


名古屋市中川区西伏屋で


byチェリー号船頭の花日記


名古屋市中川区西伏屋で


byチェリー号船頭の花日記
ヤマブドウは、ブドウ科のつる性落葉低木樹である。
果実を生食あるいは果実酒にしていたが、近年、ワイン、ジャム、ジュースの原料として活用する動きがある。
従来、野山で自生しているものを収穫することから、ほ場で栽培することを始める地域がみられ始めた。
日本語古語ではエビカズラと言い、日本の伝統色で山葡萄の果実のような赤紫色を葡萄色(えびいろ)と呼ぶのはこれに由来している。
特徴
つる性の低木落葉樹である。
随は褐色で、若い枝や葉にはくも毛がある。
蔓(つる)は、葉に対生する巻き髭で他の植物等に巻き付き、高く上る。
葉は10- 30cm程の大きさで互生し、柄元に窪みのある五角形様で裏面に茶褐色の毛が生える。
秋には、紅葉する。
初夏に開花し、花は葉に対生する花柄に黄緑色の小花が多数着花する。
萼(がく)は輪形で、花弁および雄しべは5つ、雌しべは1つからなる。
雌雄異株で、雌しべは健全であるが、発芽能力のない花粉しか持たない雄しべを有する雌花(正確には機能的雌花)しか咲かない雌株と
発芽能力のある花粉を持つ雄しべは有するが、雌しべの柱頭および花柱が退化しているため、
受粉・受精ができない雄花(正確には機能的雄花)しか咲かない雄株に分かれる。
果実は雌株のみに着生し、雄株は花粉提供のみである。
マスカットなどの栽培品種と違って、1樹だけでは果実が成らない。
そのため、雌木と雄木を混植する必要がある。
雌花の花粉は空虚花粉ではなく、細胞質が詰まっており核も存在するが、発芽溝がないために花粉発芽ができない。
そのため、訪花昆虫は雌花の蜜のみではなく花粉を食べるために訪花する。
また、雄花の退化した子房内には胚珠が存在し、開花の2週間前くらいに植物ホルモン処理をすると、退化雌蕊が発達して両全花(両性花)になり、自家受粉して種子が得られることが知られている。
果実は球形で秋に熟し黒紫色になる。
甘酸っぱく、生食できる。
品質は安定しないが、日本の在来種として見直す動きがある。
ブドウ,ぶどう(葡萄)
花言葉 陶酔. 好意. 信頼. 思いやり. 親切. 慈善. 酔いと狂気. 人間愛.
byチェリー号船頭の花日記
果実を生食あるいは果実酒にしていたが、近年、ワイン、ジャム、ジュースの原料として活用する動きがある。
従来、野山で自生しているものを収穫することから、ほ場で栽培することを始める地域がみられ始めた。
日本語古語ではエビカズラと言い、日本の伝統色で山葡萄の果実のような赤紫色を葡萄色(えびいろ)と呼ぶのはこれに由来している。
特徴
つる性の低木落葉樹である。
随は褐色で、若い枝や葉にはくも毛がある。
蔓(つる)は、葉に対生する巻き髭で他の植物等に巻き付き、高く上る。
葉は10- 30cm程の大きさで互生し、柄元に窪みのある五角形様で裏面に茶褐色の毛が生える。
秋には、紅葉する。
初夏に開花し、花は葉に対生する花柄に黄緑色の小花が多数着花する。
萼(がく)は輪形で、花弁および雄しべは5つ、雌しべは1つからなる。
雌雄異株で、雌しべは健全であるが、発芽能力のない花粉しか持たない雄しべを有する雌花(正確には機能的雌花)しか咲かない雌株と
発芽能力のある花粉を持つ雄しべは有するが、雌しべの柱頭および花柱が退化しているため、
受粉・受精ができない雄花(正確には機能的雄花)しか咲かない雄株に分かれる。
果実は雌株のみに着生し、雄株は花粉提供のみである。
マスカットなどの栽培品種と違って、1樹だけでは果実が成らない。
そのため、雌木と雄木を混植する必要がある。
雌花の花粉は空虚花粉ではなく、細胞質が詰まっており核も存在するが、発芽溝がないために花粉発芽ができない。
そのため、訪花昆虫は雌花の蜜のみではなく花粉を食べるために訪花する。
また、雄花の退化した子房内には胚珠が存在し、開花の2週間前くらいに植物ホルモン処理をすると、退化雌蕊が発達して両全花(両性花)になり、自家受粉して種子が得られることが知られている。
果実は球形で秋に熟し黒紫色になる。
甘酸っぱく、生食できる。
品質は安定しないが、日本の在来種として見直す動きがある。
ブドウ,ぶどう(葡萄)
花言葉 陶酔. 好意. 信頼. 思いやり. 親切. 慈善. 酔いと狂気. 人間愛.


Posted by チェリー号船頭 at 23:16│Comments(0)
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