2014年05月18日
栴檀(センダン)
栴檀(センダン)

名古屋市中川区山王

堀川端で



byチェリー号船頭の花日記

名古屋市中川区山王

堀川端で



byチェリー号船頭の花日記
栴檀
センダン(栴檀)は、センダン科センダン属の落葉高木。
別名としてオウチ(楝)、アミノキなどがある。
「栴檀は双葉より芳(かんば)し」のことわざでよく知られるが、これはセンダンではなくビャクダン(白檀)を指す。
特徴
樹高は5-15 mほどで、成長が早い。
若い樹皮は紫褐色で楕円形の小さな横斑が点在するが、太い幹の樹皮は縦に裂け、顕著な凹凸ができる。
夏の日の午後は梢にクマゼミが多数止まり、樹液を吸う様子が見られる。
葉は奇数2-3回羽状複葉で互生し、一枚の葉全体の長さは50 cm以上ある。
小葉は草質で薄い。楕円形で浅い鋸歯がある。
5-6月頃に、若枝の葉腋に淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。
花にはアゲハチョウ類がよく訪れる。
なお、南方熊楠が死の直前に「紫の花が見える」と言ったのはセンダンのことと言われている。
果実は長径1.5-2 cmほどの楕円形の核果で、10-12月頃に黄褐色に熟す。
秋が深まり落葉してもしばらくは梢に果実が残る。
果実は果肉が少なく核が大きい。
たまにヒヨドリなどが食べに訪れる。
しかしサポニンを多く含むため、人、犬が食べると中毒を起こし摂取量が多いと死に至る。
葉や木材には弱い芳香がある。背が高い上に、新芽・開花・実生・落葉と季節ごとの見かけの変化も大きく、森林内でも目立ちやすい。
分布・生育地
アジア各地の熱帯・亜熱帯域に自生する。
日本では、四国、九州、沖縄に分布する。
温暖な地域の、海岸近くや森林辺縁に多く自生する。
利用
樹 - 街路樹、庭木、公園樹。
樹皮 - 生薬の苦楝皮(くれんぴ)として、駆虫剤として煎液を内服。
材 - 建築・器具用材。
葉 - 強い除虫効果をもつため、かつては農家において除虫に用いられていた。
果実 - 生薬の苦楝子(くれんし)として、ひび、あかぎれ、しもやけに外用。整腸、鎮痛薬として煎液を内服。
核 - 数珠珠。
花言葉 意見の相違.
byチェリー号船頭の花日記
センダン(栴檀)は、センダン科センダン属の落葉高木。
別名としてオウチ(楝)、アミノキなどがある。
「栴檀は双葉より芳(かんば)し」のことわざでよく知られるが、これはセンダンではなくビャクダン(白檀)を指す。
特徴
樹高は5-15 mほどで、成長が早い。
若い樹皮は紫褐色で楕円形の小さな横斑が点在するが、太い幹の樹皮は縦に裂け、顕著な凹凸ができる。
夏の日の午後は梢にクマゼミが多数止まり、樹液を吸う様子が見られる。
葉は奇数2-3回羽状複葉で互生し、一枚の葉全体の長さは50 cm以上ある。
小葉は草質で薄い。楕円形で浅い鋸歯がある。
5-6月頃に、若枝の葉腋に淡紫色の5弁の花を多数、円錐状につける。
花にはアゲハチョウ類がよく訪れる。
なお、南方熊楠が死の直前に「紫の花が見える」と言ったのはセンダンのことと言われている。
果実は長径1.5-2 cmほどの楕円形の核果で、10-12月頃に黄褐色に熟す。
秋が深まり落葉してもしばらくは梢に果実が残る。
果実は果肉が少なく核が大きい。
たまにヒヨドリなどが食べに訪れる。
しかしサポニンを多く含むため、人、犬が食べると中毒を起こし摂取量が多いと死に至る。
葉や木材には弱い芳香がある。背が高い上に、新芽・開花・実生・落葉と季節ごとの見かけの変化も大きく、森林内でも目立ちやすい。
分布・生育地
アジア各地の熱帯・亜熱帯域に自生する。
日本では、四国、九州、沖縄に分布する。
温暖な地域の、海岸近くや森林辺縁に多く自生する。
利用
樹 - 街路樹、庭木、公園樹。
樹皮 - 生薬の苦楝皮(くれんぴ)として、駆虫剤として煎液を内服。
材 - 建築・器具用材。
葉 - 強い除虫効果をもつため、かつては農家において除虫に用いられていた。
果実 - 生薬の苦楝子(くれんし)として、ひび、あかぎれ、しもやけに外用。整腸、鎮痛薬として煎液を内服。
核 - 数珠珠。
花言葉 意見の相違.


Posted by チェリー号船頭 at 01:00│Comments(0)
│5月の花